株式会社コネクスト 様
入出荷管理アプリを3日で作成、
物流センター事業の早期立ち上げに成功
モバイルプリンター連携により、
現場でアプリから手軽に出荷ラベルを印刷・貼付
株式会社コネクストは、大型家電、家具の発送を中心としたラストワンマイルロジスティクスを担うスペシャリスト。同社は、入荷した商品を保管せず、すぐに仕分けして出荷する通過型物流センターを新規事業として迅速に立ち上げる必要があった。しかし、既存の基幹システムだけでは現場業務に対応するための機能が不足。また一から機能を開発するにはコストと工数面で課題があった。そこでPlatioを導入し、入出荷管理アプリをノーコードかつ3日で作成。さらに基幹システムとのAPI連携により、現場業務のデジタル化とデータ活用を実現している。
事例のポイント
物流センターの入出荷管理アプリを3日で作成。基幹システムやモバイルプリンター連携によりデータ活用の推進と、新規事業の迅速な立ち上げに貢献している。
課題・目的
- 既存の基幹システムでは現場の細かい業務に対応できる機能が不足しており、追加開発するにはコストや時間がかかる
- 紙を利用した出荷管理では管理の手間や迅速なデータ活用が難しいため、現場業務のデジタル化が求められていた
- 現場で使いやすいモバイルアプリを開発したいが、独自開発だと作成工数およびメンテナンス工数に懸念があった
導入効果
- 基幹システムでは対応しきれない現場の業務を低コストかつ短期間でアプリ化でき、事業のスピーディな立ち上げを実現
- アプリの活用によりペーパーレスで業務を推進でき、リアルタイムで現場データの把握・活用が可能になった
- アプリのデータを基幹システムやモバイルプリンターと連携でき、データ活用が促進された
作成したアプリ画面
アプリ活用イメージ
入荷した商品のJANコードを読み取る
入荷情報を確認し、出荷ラベルを印刷
貼付された出荷ラベルのQRコードを読み取る
出荷完了を登録し、報告終了
運用イメージ
選定ポイント
- ノーコードで作成、かつ業務に応じたテンプレートを使用してすぐにアプリが作れ、コストも安い
- アプリはAndroidとiOS両方で使え、OSごとのアプリ作成やバージョンアップに伴うメンテナンスが不要
- シンプルな画面と操作で、現場が使いやすいと感じた
- 基幹システムやモバイルプリンターと情報を連携でき、データを活用しやすい
ユーザーのひと言
EC市場の拡大に伴い、倉庫を持たない小売店の代わりに製品を入出荷できる通過型物流センターのニーズの高まりを受け新規事業を立ち上げる事になりました。今回、Platioを導入したおかげで、約半年という期間でスピーディーに新規事業を立ち上げることができました。また、このタイミングで業務のデジタル化と最適化を進め、現場のDXを推進することができました。今後は、Platioのリアルタイムで把握できる強みを活かし、お客様の元へ届いた商品の設置報告にも使っていきたいです。
株式会社コネクスト 統轄部 担当課長 藤富 禎夫氏