プッシュ通知の機能は、洛西貨物自動車さまのセッションでも紹介されていました。機能詳細についてはフィールドガイドやPlatioオススメ機能ブログ、通知機能の解説動画(※)もみてみてくださいね。
(※)解説動画はユーザー様・パートナー様限定コンテンツです。ログイン方法が不明な方はこちら
こんにちは、アステリアのワタナベです。
Platio勉強会の運営を開始してはや2年・・・ついに念願叶い、初のユーザー企業さま登壇の勉強会を、これまた初のリアル会場@大阪で開催しました^^
記念すべき第1回目にご登壇いただいたのは、興徳クリーナーさまと洛西貨物自動車さま。両社ともにPlatioをフル活用されており、ミニアプリ作成時の工夫点や運用ノウハウなどをお話しいただきました。
関西エリアのPlatioユーザーさまにお集まりいただいた、現地会場の様子と共にレポートしたいと思います!
興徳クリーナー 業務部 安全管理推進センター 砂田 将吾 様
前半は、興徳クリーナーの砂田さまによるセッションです。
特技は“楽しく大食い”という砂田さま。Platioの管理者になるまでは、プログラミングの経験などは全くなかったそうです。
そんな砂田さまが作成した工場日常点検報告のアプリは、紙の報告を無くし年間400時間もの業務時間削減につながっています。事例記事もあわせてご覧ください。
勉強会では事例ページで語りきれない、ミニアプリの工夫点やさらなる活用法までお話しいただきました!
工夫点のひとつめは、“プッシュ通知”。工場での点検報告時に「プッシュ通知」を利用し管理者に報告をすることで、管理者が社外にいてもデータを確認することができ、押印などの手間を省くことができました。管理者への通知だけでなく、関係者に回覧するためのプッシュ通知も行うなど、適宜使い分けもされているそうです。
プッシュ通知の機能は、洛西貨物自動車さまのセッションでも紹介されていました。機能詳細についてはフィールドガイドやPlatioオススメ機能ブログ、通知機能の解説動画(※)もみてみてくださいね。
(※)解説動画はユーザー様・パートナー様限定コンテンツです。ログイン方法が不明な方はこちら
工夫点ふたつめは、水道使用量の計算について。
紙で記録していた頃は、前日のメーターの数値をどこかに記録しておき手で計算する必要がありましたが、記入漏れや紛失、計算間違いなどさまざまな問題が・・・。
Platio導入後は、前日のメーターの値を呼び起こすことで 記入の手間をなくし、さらに数値計算フィールドを用いることで計算も自動で行われるようになり、入力の簡素化にもつながったそうです!
前日メーターの呼び起こしについては、水道の使用量を集計するためのデータポケットが別にあり、その値を持ってきているとのことでした。
「集計フィールド」については、フィールドガイド、機能ガイドも見てみてくださいね。
アプリの工夫点だけでも参考になる情報が満載でしたが、他にもヒヤリハットの収集やWBGT値(暑さ指数)の収集にも活用するなど、データの入力やデータ管理が必要な場合に、Paltioで対応できないかという「Platioファースト」の考えで、さまざまな業務を効率化されているというお話しでした。
洛西貨物自動車株式会社 営業部 部長 白石 完 様
後半は、洛西貨物自動車 白石さまによるセッションです!
Plaito導入のきっかけとなったのは、受領書無し、出荷リスト無し、対面渡し無しの「置き配送」の業務。チャットツールでも難しかった、問い合わせの対応時間削減を実現したのは、Platioで作成した「配送・記録アプリ」でした。荷主さまも配送ドライバーもみんなが笑顔になるアプリの制作秘話を語っていただきました!
事例記事も公開されているのでぜひチェックしてみてください!
<データポケットのつくり>
上の図は、洛西貨物自動車さまで作成された配送・記録アプリのデータポケットの構成図です。
一見複雑に見えますが、アプリを使うドライバーさんに使いやすい工夫がたくさん詰め込められています。
左側のデータポケット1と2(水色)で、配送コースとお店情報を予めマスターデータとして登録しておくことで、ドライバーさんが使う右側のデータポケット3と4(黄色)では、配送コースとお店の情報をデータポケット1と2から参照して簡単に登録することができるようになっています。
さらに、ドライバーさんが使うデータポケット3からデータポケット4への遷移は、埋め込みデータポケット(子レコード)を用いることで、配送コースを選択した後は、“お店に到着する度にお店を選択して写真を残す”という作業を繰り返す形で、なるべく少ないタップ数で登録できるように設計されています。
データポケット4にも工夫があり、レコードの項目には「いつ、どこで、だれが」といった付加情報が設定されていますが、ドライバーさんは特に意識しなくてもよい情報のため、アプリ上では非表示になっています。(緑の部分)
そのため、ドライバーさんが使うアプリの見え方は、下図のようにシンプルになっています。
<アプリイメージ>
ミニアプリのユーザーごとに表示/入力できるフィールドを切り替える方法については、新規/表示/編集シーンの設定におけるフィールドの状態設定に「計算」を活用する方法もあわせてご覧ください。
この工夫が凝らされた配送・記録アプリで証跡を残すことで、問い合わせが激減し、トラブル防止にもつながったとのことです!
セッションの最後に、現場からも荷主様からも大好評のため、同じ課題に悩んでいる同業他社さまむけにこのアプリを「ぴくラビ」という名称で提供開始しているという紹介がありました。自社のノウハウを詰め込んだアプリを販売できるPlatioのサービスについては、「Platio One」のページもチェックしてみてください。
オンライン参加の方からの質問で、「ぴくラビ」の「ぴく」は写真のピクチャーから、「ラ」は洛西貨物自動車さまの頭文字からもじって命名したという裏話も聞けました!
勉強会終了後は参加者のみなさまで 情報交換会も行いました。
「おひとりですべて運用されているのですか?」や、「〇〇の用途で使われている企業さんはいますか?」など、Platio担当者ならではならではのやりとりも見られましたが、「砂田さんの自己紹介スライドに載っていた大盛のお店はどこ?」など、オフラインならではの楽しいやり取りもありました^^
やっぱり直接お話しできると色々刺激を受けますね。今後もユーザーの皆さま同士が交流できる機会を増やしていければと思います…!