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現場で感じたヒヤリハットは
モバイルで即座に記録&共有しよう

Platioでは様々な業種、シチュエーションで活用できるテンプレートが100種類も用意されています。本シリーズではその中から選りすぐってテンプレートの特徴と活用方法、カスタマイズのアイディア、ヒントなどを発信していきます。第7弾は、「建設現場ヒヤリハット記録」テンプレートを紹介します。

建設現場ヒヤリハット記録

ヒヤリハット活動の課題

建設、建築現場の現場監督や管理者でしたらお馴染みの「ヒヤリハット」。しかし、その重要性は理解していながらも、いまいち有効なヒヤリハット活動ができていない、もしくはヒヤリハット活動をしていたつもりなのに事故が起こってしまった、などの課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。その課題の原因はどこにあるかというと、まず単純に「現場からのヒヤリハット報告件数が少ない」ということがあげられます。

ヒヤリハットの定義の元となるハインリッヒの法則とは、重大な事故1件につき軽微な事故が29件、さらにその背後に隠れた事故寸前の案件(ヒヤリハット)が300件ある、というものです。300件もヒヤリハットが可視化されて初めて1件の重大な事故を防げると考えると、現場のヒヤリハット事例はなるべくたくさん集める必要性があるでしょう。そもそものヒヤリハット記録数が少ないと、その後のリスク評価、分析と対策も効果が表れません。

報告件数の伸び悩み要因は紙運用の負担

建設現場はオフィスではないので、作業者がヒヤリハット報告をパソコンに入力してメールで送信などということはできません。口頭か筆記になるでしょう。多くの現場では「ヒヤリハットシート」のような紙を用意して事務所などに置いておき、記入してもらうという方法をとっていると思います。しかし、そこで作業者側と管理者側双方に負担が生まれ、ヒヤリハットシートの記入と報告が進まないという問題があります。考えられる理由を以下にまとめてみました。

作業者側(職人、現場スタッフ)→ 報告が負担

・文章を書く、報告書を記入するという行為に慣れていない

・現場作業が忙しく、報告を記入する暇がない

管理者側(現場監督、所長)→ 報告の取りまとめが負担

・口頭で受けた報告や紙の報告書をデータ化するのが面倒

・報告に過不足がありフォーマットもバラバラなので、まとめなおすのが手間

作業者、管理者お互いの負担が軽減され、かつヒヤリハットがきちんと報告される効率的な仕組みを作ることが必要ということがいえるでしょう。

テンプレートでヒヤリハット報告を効率化

そこでおススメしたいのが、Platioの「建設現場ヒヤリハット記録」テンプレートを使ったヒヤリハット事例の収集です。

現場に1台iPad(iPhoneでもよいですが、大きさ的に用紙サイズのiPadの方が適していると思います)を置いておき、作業者もしくは現場管理者がこのテンプレートに入力していくことで、ヒヤリハットが即時にデータ化され共有・参照できます。

紙にペンで字を書く手間が減り、iPadの特長である画面をタップする直感的操作によって入力が完了するため、ヒヤリハットの報告者にとっては記録の負担が軽減されます。紙で字を書くのに比べて記入時間も短縮されるでしょう。

ヒヤリハットの記録を取りまとめる立場の管理者側にとっても、入力された内容が即時にクラウド上にデータ保存され、報告項目も統一されるので、紙に書かれた内容を取りまとめる手間が大幅に軽減されます。さらにパソコンで管理画面(Data Console)にアクセスすればExcel表でダウンロードでき、集計や分析も容易です。

Platio:報告画面

報告画面
Platio利用イメージ:建設現場ヒヤリハット記録

Platio利用イメージ:建設現場ヒヤリハット記録

運用のヒントと応用術

続いて、このテンプレートを利用する際の注意点ならびに、より効率的にヒヤリハット活動を運用するための使い方の応用技を3点ご紹介します。

1. iPad(iPhone)の盗難対策をしっかり

現場の事務所に1台iPad(iPhone)を置いて運用することになると思いますが、様々な人が出入りする建設現場内では盗難、持ち出し対策としてセキュリティワイヤーをつけておくことは必須といえます。最近はケースとセットになったセキュリティワイヤーが色々登場していますので、ぜひ本体と一緒に購入しましょう。防水防塵ケースもいいかもしれません。

2.音声入力も活用してみましょう

スマホに慣れた若い世代にとってはiPad(iPhone)の操作は慣れていると思いますが、ベテランの職人さんの中には不得手な方も多いです。そういうときはiOSの音声入力を活用するとよいでしょう。口頭でヒヤリハットの内容を喋るだけで、テンプレートに入力することができます。

3.入力項目を更に定型化してみましょう

本テンプレートでヒヤリハット体験を入力する際は「年齢」「経験年数」「日時」「原因」「発生した場合の事故の型」についてはドロップダウンリストから選択する形式となっています。残りの項目についてはキーボードからの入力です。選択形式の方が入力も簡単かつ内容が統一され精度が上がるので、他に選択形式にできるところはPlatio Studioでカスタマイズして選択式にしてみましょう。

まとめ

ここ何年間か継続して日本では建設ラッシュとなっています。東京五輪に向けての大規模な競技場やホテルの建設や都市の再開発、リニア新幹線や新東名高速道路の建設など需要が絶えません。納期・工期に間に合わせるために急ピッチで建設を進める現場も多いことでしょう。しかし、そんな忙しい時こそ安全第一の精神が重要です。ヒヤリハットの記録は事故を未然に防ぐために必須ともいえる活動です。Platioのテンプレートを利用して少ない時間でも効率的にヒヤリハット事例を多く収集し、事故と怪我の防止に役立てていただきたいと思います。

今回紹介したアプリのテンプレート詳細はこちら「Platioアプリテンプレート:建設現場ヒヤリハット記録

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