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Platioオススメ機能:レコード選択フィールド

Platioオススメ機能

Platioの便利な機能や新しくリリースした機能などをPlatioオススメ機能として紹介していきます。

今回は、同じミニアプリにある他のデータポケットに登録されているデータを選択するためのフィールド「レコード選択フィールド」を紹介します。

アルバイト勤怠管理

ミニアプリを作成する際に、社員名や商品名など、直接入力させずに、予め登録しておいたデータを選ばせたいこと、ありますよね?

そんな時は、「テキスト選択フィールド」、または「数値選択フィールド」を使いますが、「テキスト選択フィールド」、「数値選択フィールド」はフィールド毎に選択できる値を設定する必要があり、選択できる値を変更する場合は、Platio Studioで該当の選択フィールドの値を変更し、ミニアプリを再度配布する必要があります。

ミニアプリの再配布を行わず、予め登録しておいたデータを選ばせるには、「レコード選択フィールド」を使用するのがオススメです。

レコード選択フィールドとは

「レコード選択フィールド」とは、同じミニアプリ内にある他のデータポケットに登録されているデータをリストから選択できるフィールドです。例えば、社員やアルバイト、商品など定期的に入れ替えが発生するようなデータを持たせる場合、社員やアルバイト、商品に関する情報を登録するデータポケットを作成し、別のデータポケットで「レコード選択フィールド」を使い、社員やアルバイト、商品情報を登録するデータポケットを指定することで、情報をリストから選択できるようになります。また、それらの情報に変更がある場合には、ミニアプリの再配布を行わずに、データビューアーを使い、データを更新することで、最新の情報を扱うことができるようになります。

では、実際にレコード選択フィールドの使い方を画面とともに紹介します。

フィールドの追加-レコード選択

ここでは「アルバイト勤怠管理」ミニアプリを使って説明します。

「アルバイト勤怠管理」ミニアプリには、既に「店員管理」データポケットが作成されていて、「店員ID」、「名前」、「名前(フリガナ)」、「店舗名」と4つのフィールドが設定されていて、店員一人一人に割り当てられた店員IDに店員の名前、フリガナ、配属されている店舗名の情報を登録できるようになっています。
勤怠報告を行う際に、店員個人を特定する必要があるため、まずは、「店員管理」データポケットから「店員ID」を選ばせる設定を行っていきます。
「レコード選択フィールド」を選択すると、選択元となるデータポケットと、そのデータポケット内にあるフィールドを選択値として指定し、「追加」ボタンをクリックします。

店員管理-店員ID

「店員管理」データポケットから「店員ID」を選択するための「レコード選択フィールド」が追加されます。必要に応じて[検索可能]や[ソート可能]にチェックを入れます。

フィールドの編集-検索可能、ソート可能、必須

配布後にデータビューアーで「店員管理」データポケットに予めデータを登録しておくと、Platioアプリで「店員ID」フィールドをタップすると、「店員管理」データポケットに登録された店員IDを選択できるようになっています。

店員管理
出退勤管理

さらに「社員管理」データポケットにある「名前」や「店舗名」を表示させたい場合はどうすれば良いと思いますか?

“レコード選択フィールドを追加すれば…”と思われた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、新たにレコード選択フィールドを追加して、「店員管理」データポケットから「名前」や「店舗名」を選択させてしまうと、それぞれのレコード選択フィールドで別のレコードを選択できてしまいますので、「店員ID」に紐付いた「名前」や「店舗名」を表示することにはなりません。レコード選択フィールドで指定されたデータポケットの他のフィールドの値を表示させるには、フィールドの初期値プロパティを指定します。
表示させたいフィールドの型に合わせてフィールドを追加し、[初期値]プロパティを“レコード選択”に、[レコード選択フィールド]プロパティに該当するレコード選択フィールドを、[フィールド]プロパティに表示させたいフィールドを指定します。

フィールドの編集-初期値設定

配布後、Platioアプリでレコード選択フィールドで選択した値に紐付いた値が表示できるようになりました。

出退勤管理

「レコード選択フィールド」とフィールドの初期値設定をお使いいただくことで、レコード選択フィールドに指定された値を選択でき、その値に紐づく他の値を表示させることができるようになります。予め設定された値を選択し、情報が自動で入力されることで、アプリ利用者の入力ミスを減らし、かつ、入力の手間を省くこともできるので、現場でのアプリ利用の負担を軽減させる効果も期待できます。ぜひ利用してみてください!

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