
Platioの便利な機能や新しくリリースした機能などをPlatioオススメ機能として紹介していきます。
今回は、フィールドの初期値を「Platio式」で指定する機能を紹介します。
例えば、物品を貸し出すアプリで、「貸出日」と「返却予定日」の2つのフィールドがある場合、「貸出日」フィールドに日付を入力すると、「返却予定日」フィールドに”貸出日から7日後”の日付を初期値として設定できます。さらに、「返却予定日」フィールドの値をユーザーが自由に変更することも可能です。
なお、この機能はPremium/Enterpriseプランで使うことができます。

Platio式とは、データポケットのフィールドに入力された値を参照して、四則演算や文字列の連結などの計算を行うための仕組みです。
Platio式の詳細については、以下のURLにてご確認ください。
これまでは計算系フィールドを使って、初期値の元となるフィールドに入力された値を計算して表示させることはできましたが、その値を編集することはできませんでした。
今回追加された機能によって、計算系フィールドを使用せず日付など目的に応じたフィールドに、計算された値を初期値として表示させることができるようになりました。さらに、初期値として表示された値を自由に編集することもできます。


なお、指定した初期値の式に依存するフィールドの値を変更すると、ユーザーが指定した値が、初期値に置き換えられますので注意してください。

初期値に式を指定できるフィールドは以下となります。
(※2025年4月時点の情報となります)
| カテゴリー | フィールド |
|---|---|
| テキスト | テキスト/複数行テキスト/電話番号/メールアドレス/URL |
| 数値 | 数値/通貨 |
| 日時 | 日時/日付/時間/期間 |
| 選択 | スイッチ/項目選択/テキスト選択/複数テキスト選択/ 数値選択/複数数値選択/スライダー/ユーザー/複数ユーザー選択 |
| 地図 | 地図(位置) |
| 自動化 | メール送信/メール送信 (ユーザー)/プッシュ通知 |
今回紹介したフィールドの初期値の詳細については、以下のURLに掲載していますので、ご確認ください。
Premium/Enterpriseプラン限定の機能ですが、フィールドへの値の入力の手間を省き、かつ、利用者が初期値を編集することもできますので、ぜひ利用してみてください!