
みなさん、こんにちは。プロダクトマーケティング部のタクミンです。

本記事では、3月27日に開催されました【自社に合うのはどっち!?】業務アプリ作成ツール「kintone vs Platio」~ノーコードツールの選び方~の内容についてレポートしていきたいと思います。
本セミナーでは、サイボウズ様、ADK富士システム様、アステリアの3社によるセッションとノーコードツールの選び方に関する質疑応答が実施されました。この記事では各セッションの簡単な内容紹介をいたします。
まず初めに、業務アプリ作成ツール「kintone(キントーン)」についてサイボウズ様よりご紹介しました。
kintoneは自分たちで思いついた業務改善をすぐに形にできる製品です。ノーコードで誰でもビジネスアプリを作成できるため、昨今、多くの企業が抱える「システム開発のスピード感」や「IT部門が事業部門の悩みを把握しきれない」といったDXに関する課題の解決へと導きます。
次に、モバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」についてアステリアから基本的な情報と活用例を紹介しました。
Platioは現場業務のアプリ化をノーコードで実現できる製品です。プログラミングの知識がない方でもすぐにアプリ作成ができるため、情報システム部門や専門の業者に頼ることなく自分たちの業務に合ったアプリを作成することができます。
最後に、ADK富士システム様より、両製品の事例を実際に作成したアプリ画面とともに紹介し、どのようにノーコードツールを選定するのか説明しました。
kintone派、Platio派のお二人による事例紹介は導入前の課題から、業務効率化に至る過程を実際のアプリ画面を見ながら解説いただきました。両製品を活用して取り組む課題解決へのプロセスがとても参考になりました!
ノーコードで業務をアプリ化できるという共通点を持つ両製品ですが、どんな違いがあるのでしょうか。セミナーの中では、どこでアプリを利用するかによって使い分けができるといった説明がありました。kintoneで作成するアプリは、顧客/案件管理や受発注管理などデスクトップで行うアプリを作成できるため、オフィス中心での利用。
一方、Platioで作成するアプリは、製造報告や配送記録など、オフラインでもデータの登録が可能なため現場中心での利用といった使い分けの紹介がされました。
また、どちらか1製品の利用に絞るのではなく、両製品を組み合わせて活用する例もご紹介いただきました。
kintoneで効率化する業務、またはPlatioで効率化する業務、はたまた両製品を組み合わせて効率化が可能な業務など、日々の非効率的な業務のデジタル化への幅が広がる内容でした。セミナーを参考にさらなるデジタル化に取り組んでいきましょう!