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現場主導のDXを推進!ノーコードツールでIT人材不足を解消

NO-CODE

近年では事業の拡大や新規ビジネスの開拓、社内業務の効率化などのために、さまざまな企業でDXが推進されています。しかし、DX推進を任せられるIT知識のある人材が社内にいない、または不足しているといった理由で、思うようにDXが進まないという企業も多いのが実情ではないでしょうか。本記事では、DXが進まない要因であるIT人材不足について深堀していき、課題の解決策として注目されているノーコードについて事例とともに解説していきます。

1. DXが進まない最大の要因はIT人材不足

ビジネスを取り巻く環境の変化は、年々スピードを増しています。企業は業種や企業規模を問わず、デジタルテクノロジーを活用し新たなビジネスやサービスを開発したり、業務や働き方を変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むことが大きな課題となっています。

変革を進めていくには、クラウドをはじめとするデジタルテクノロジーを用い、膨大なデータを収集、分析して洞察を得ていくことが欠かせません。しかし、データの利活用を担うIT人材不足が明らかになっています。たとえば、経済産業省が2019年に実施した調査結果で示された「2030年にはIT人材は最大で約79万人不足する」という見通しは記憶に新しいところです。

また、総務省が2021年7月に発表した「令和3年版 情報通信白書」によれば、企業でDXが進まない理由として挙げられたのは「人材不足」(53.1%)が最多でした。スピーディにデータ活用の環境を整備することが課題であるにもかかわらず、IT人材不足により思うように進んでいない現状が浮かび上がっています。

企業の業務改革、特にDX推進に関しては、業務に精通した「非IT人材」主導で進めることがポイントだといえるでしょう。

2. IT人材不足の解消に注目される「ノーコード・ローコード」とは

そこで注目されるのが「ノーコード・ローコード」です。これはコードを書かない、あるいは最小限のコードや設定だけで業務に必要なアプリケーションを開発できる手法の総称です。
プログラミングの専門スキルのない非エンジニアであってもDXを推進できることや、業務に精通したメンバーが改革を主導できることが主なメリットとして挙げられます。業務の課題を解決して業務プロセスを変革することや、新たなビジネスモデルやサービスなどの価値創出をスピーディに、非TI人材でも実現できるツールとして注目を集めています。

ノーコード・ローコードの詳細なメリット、デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

3. 多くの企業でノーコード・ローコードツールの利用が進んでいる

すでに多くの企業でノーコード・ローコードツールの活用が進んでおり、業務改革はもちろん、新たなビジネスモデルの開発などのデジタルシフトに向けた基盤として活用されています。

企業向けIT製品の総合サイト「キーマンズネット」が2021年8月に実施した「ノーコード/ローコード開発ツールの利用状況」に関するアンケート調査結果によれば、ノーコード・ローコードツールをすでに「導入している」とした回答者は20.0%と全体の2割を占めました。また、「導入していないが、具体的な導入に向けて検討中」や「導入していないが興味はある」とした回答者を合わせると、全体の6割を超えます。このことから、ノーコード・ローコードツールに対して多くの企業は前向きであることがわかりました。また、「導入済み」「導入していないが検討中」「導入していないが興味がある」を合わせた割合は、企業規模が大きいほど高い傾向にあることも明らかとなりました。

そして、ノーコード・ローコードツールの導入目的については、「導入済み」「検討中」「興味がある」企業が挙げた回答は「業務プロセスの自動化」「開発スピードの向上」「アプリケーション開発コストの削減」などが上位を占めています。

また、IT人材不足を解消する他の手段として、リスキリングも注目されています。リスキリングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

4.現場主導でDXを推進するならノーコードツールの活用

現場の業務に合わせたDXを推進するなら、ノーコードツールを活用した業務アプリの開発がおすすめです。ノーコードツールであれば、プログラミングの知識がなくても、業務をよく知る現場担当者が簡単にアプリを作成することができるので、現場主導の業務効率化を図ることができます。

たとえば、当社の提供する「Platio(プラティオ)」もノーコードで業務アプリが作成できるツールの一つです。あらかじめ用意された100種類以上のテンプレートのなかから選択し、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で業務に合わせたアプリを作成することが可能です。また、アプリ完成後の改善や修正も自分で簡単に行えます。
その他、作成したアプリはオフラインにも対応しているため、インターネット環境に左右されず、いつでも利用することができます。

初期費用0円、月額2万円から利用可能なので、スモールスタートで現場主導のDXを実現できます。

5. 事例に見るノーコードツールを活用した業務改革

ここから実際に、ノーコードツールを活用して業務改革に成功した企業の事例を3つ紹介していきます。

1つ目は岡山県でホテルや体験施設といった複合観光施設を営む倉敷アイビースクエア様の事例です。

同社では宿泊システム導入によるペーパーレス化及び業務効率化を実現していましたが、細かい業務の記録は宿泊システムでは対応できず、紙による非効率な運用が続いていました。そこでノーコードで業務用のモバイルアプリを作成できる「Platio」を導入し、業務をよく知る現場スタッフが自ら遺失物管理や点検報告といった業務アプリを3日で作成しました。

紙で運用していた定型業務の効率化により発展的なお客様対応に注力でき、顧客満足度向上につなげています。さらに現場スタッフが自らアプリをアップデートして使えるため、現場が積極的にアイデアを出し業務改善に取り組むようになりました。

遺失物管理アプリ、施設点検アプリ

 


2つ目は、ガレージ・倉庫・物置製品の製造販売などを手がけるカクイチ様の事例です。

新規事業立ち上げを機に、これまで紙ベースだった伝票や納品報告書の作成を、スマホで完結する仕組みを取り入れてペーパーレス化を実現。さらにそれらの情報を基幹システムと連携し、データの一元管理とトレーサビリティの確保にもつながっています。

生産〜納品までの7種の各工程ごとに作成したモバイルアプリは、「Platio」を用いてノーコードで作成。コードを書ける人がいなくても自社でアプリを内製でき、利用者の意見をもとにアプリの機能修正も簡単に行えています。

案件ごとに各工程のデータが紐付けされているため、情報を容易に遡れる

 


そして3つ目は、水道やプラント、空調、ロボットSIなどの製品の卸売、小売、保守・運用サービスを手がける柳井電機工業様の事例です。

同社は、営業担当者がSFAツールへ営業活動報告を登録していましたが、業務報告が中心で、営業活動工数の可視化が課題でした。そこで営業活動工数の可視化と分析を行うため、業務開始時刻と終了時刻の記録を素早く記録できる営業活動報告アプリを「Platio」を用いて3日で開発。アプリはノーコードで作成でき、システム構築を要せずに各業務の工数が記録可能になりました。

アプリで報告された活動内容とSFAの顧客情報を「ASTERIA Warp Core」を使ってデータ連携することで、活動内容と工数の見える化に成功。活動工数の可視化により、営業意識を改革する効果が得られました。

Platioで入力した活動状況をASTERIA Warp CoreでSFAと連携管理者はSFAのダッシュボードで活動状況を可視化・分析

6. まとめ

DXに欠かせない業務プロセス改革を、エンジニアに頼らずにノーコードでスピーディに実現することが可能になってきています。環境変化への迅速な対応や業務の効率化の実現など、「非IT人材でも主導可能なDX」に向け、今後、より多くの企業がノーコードツールの活用を進めていくようになるでしょう。

本記事内でご紹介したPlatioは無料体験が可能です。詳細は以下をご覧下さい。

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