Platioの便利な機能や新しくリリースした機能などをPlatioオススメ機能として紹介していきます。
今回は、データポケットの入力/編集画面で選択肢が表示された状態で選ぶことができるフィールド「項目選択フィールド」を紹介します。
Platioには文字や数値を入力するフィールドやバーコードやQRコードを読み取るフィールド、写真を登録するするフィールドなど色々なフィールドを用意しています。
その中でも「項目選択フィールド」と「テキスト選択フィールド」は、共に文字情報の候補の中から値を選択させるフィールドです。
「項目選択フィールド」は、データポケットの入力/編集画面上に表示された最大5個の選択肢から選ぶことができ、画面の遷移は発生しません。「テキスト選択フィールド」は、フィールドをタップして表示された最大256 個の選択肢のリストから選ぶことができ、画面の遷移が発生します。
例えば、選択肢の数が3つ程度、かつ、選択肢の値の文字数が短いものであれば、「項目選択フィールド」を、それ以外であれば、「テキスト選択フィールド」を使用するなど、ミニアプリの操作性を考えて、使い分けていただければと思います。
では「テキスト選択フィールド」と「項目選択フィールド」がPlatioアプリ上ではどのように表示されるかを確認していきます。
あらかじめ 決められた文字情報の候補の中から値を選択させる 際、「テキスト選択フィールド」では、入力完了までに画面の切り替わりが発生します。ここで実際の操作画面を見てみましょう。はじめにデータポケットの入力/編集画面でテキスト選択フィールドをタップすると、選択値のリストに切り替わり、リストから値を選択するとデータポケットの入力/編集画面に戻るという動作になります。このため、できれば入力画面上で選択肢を選び、入力完了までの操作を簡素化できればと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな要望にお応えするのが、「項目選択フィールド」です。「項目選択フィールド」を使用すれば、データポケットの入力/編集画面上で、最大5つの選択肢をから任意の選択肢をタップするだけで値を選択することができます。
では実際にPlatio Studioで「項目選択フィールド」の設定方法を見てみましょう。
ここでは 「オフィス環境要望管理」ミニアプリを使って説明します。
「オフィス環境要望入力」データポケットでは、テキスト選択フィールドを使って、”修理依頼”、”改善要望”の2つを「要望カテゴリー」として設定しています。これを項目選択フィールドに置き換えてみます。
まずは、「フィールドの追加」をクリックし、「選択」カテゴリーにある「項目選択」を選び、「追加」をクリックします。
「オフィス環境要望入力」データポケットに「項目選択フィールド」が追加されますので、フィールドの名前を「要望カテゴリー」に変更、「値の編集」より選択肢のリスト("修理依頼”、”改善要望”)を作成します。「項目選択フィールド」で「要望カテゴリー」が作成できたら、「テキスト選択フィールド」の「要望カテゴリー」を削除します。
データポケットの変更を保存し、配布を行い、実際にPlatioアプリで「オフィス環境要望管理」ミニアプリを確認します。
データポケットの入力/編集画面上で選択肢の内容を確認でき、画面が遷移することなく、値を選択することができるようになりました。
ただし、「項目選択フィールド」を使う際に注意することがあります。
「項目選択フィールド」は最大5個の値を指定できますが、お使いになるデバイス、データポケットの「ズーム」の設定や選択肢の文字数によっては、選択肢の内容が全て表示されない場合がありますので、実際にお使いになるデバイス、ズームの設定、選択肢の文字数を考慮し、「項目選択フィールド」を使うか、「テキスト選択フィールド」を使うかを判断してください。
「項目選択フィールド」をお使いいただくことで、データポケットの入力/編集画面上で選択肢の内容を確認でき、画面遷移することなく、値を選択することができるようになりますので、ぜひ利用してみてください!
「項目選択フィールド」のフィールドガイドは”こちら”